地域医療に深く貢献します|三原市医師会

会長挨拶

三原市医師会 会長挨拶

 三原市三原市医師会病院ホームページへようこそ!
 三原市は、広島県の東部、瀬戸内海に面し、人口9万6千人を擁し、陸・海・空の交通の便に優れたのどかな街です。
JR三原駅の北側には、小早川隆景が450年前に築城し、浮城と呼ばれ親しまれてきた三原城本丸跡の石垣が残っています。
また街の南側に位置する筆影山の頂上から望む瀬戸内海の景色は、えもいわれぬ美しさで、多島美を誇る瀬戸内海の有数のビューポイントです。

 三原市医師会は、昭和12年に会員36名で発足しました。2017年8月現在、久井町を除く三原市と尾道市瀬戸田町の地域に、58の診療所と13の病院があり、勤務医、開業医を含め209名の医師が三原市医師会に加入しています。
 三原市医師会の規約には、医師は高い倫理観を保ち、常に新しい知識・技術を取り入れ、地域住民の命と健康を守ることを目標に掲げています。

 「揺りかごから墓場まで」という有名なスローガンがあります。これは、第二次世界大戦後にイギリスが掲げた政策で、国民全員が無料で医療サービスを受けられる国民保険サービスと、国民全員が加入する国民保険の制度が確立しました。
 日本を含め多くの国は、英国のこの社会福祉政策を指針としてきました。
 しかし、この政策は膨大な財政支出をもたらし、英国では財政への圧迫が深刻となり方針転換が図られ、大胆な福祉支出の削減が行われました。これにより、国民保険サービスは機能不全に陥り、英国の医療は崩壊、医療従事者が大量に国外に流出し、数ヶ月もの診療待ちが常態化する事態となったのは記憶に新しいところです。
 我が国においても、国民皆保険制度は維持していますが、年々増加する医療・福祉・介護に掛かる経済負担は大きな問題としてあります。さらに現在の我が国は、世界の国々でも群を抜いて人口の高齢化が進み、医療・福祉への経済負担が増大しています。

 この状況に対処する一つの方策として、厚生労働省は、「地域包括ケアシステム」という方向性を打ち出しています。団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、「重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される」システムと提起しています。
 また、増加が見込まれる認知症高齢者を、地域で支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要であると述べています。
 そして高齢化の進展状況には、大都市部、町村部等で大きな地域差が生じでおり、地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要であるとしています。

 三原市医師会は、この地域における包括ケアシステムを、行政、地域住民と協力して、総力をあげて構築していく所存であります。
 域内にある各病院、各診療所が連携を強化し、得意な分野を拡大し、質の高い医療をより多くの住民に提供できるように働きかけていきます。
 現在医師会として行っている、医師会病院、看護高等専修学校、休日・夜間急患診療所、在宅医療・介護部門の諸事業を維持し、ニーズに合わせて手直ししていきたいと思います。
 市民健診、学校健診、妊産婦健診、乳児健診、がん検診、予防接種等、行政と連携した活動を、また産業医として、働く市民の健康を守る活動を一層推し進めてまいりたいと思っております。
 三原市の喫緊の課題としてある、周産期医療体制の維持に関しては、産科医不足という厳しい状況でありますが、広島県、大学、県医師会などと協議していきたいと思います。

 三原市医師会は、皆様のご期待にそえる医師会でありたいと思います。
ご質問、ご意見がございましたら遠慮なくお聞かせいただければ幸いです。

三原市医師会会長 木原 幹夫

平成29年4月吉日

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