呼吸ケアサポートチームについて

当院は、日本呼吸器学会専門医が常駐し、呼吸器関連施設の指定を受けています。2021年より呼吸リハビリテーション入院の取り組みを開始しました。2024年度より「呼吸ケアサポートチーム」を結成しました。

呼吸リハビリテーションは、症状のある呼吸器疾患患者さんを対象として、呼吸困難や筋力低下を改善することにより活動性を維持して生活の質を向上させたり、入院を予防したりする効果のある治療です。薬物治療の効果が得られている患者さんにも上乗せの改善効果が得られるといわれています。

慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、間質性肺炎、気管支拡張症などのゆっくりと進行する呼吸器疾患（慢性呼吸器疾患）をお持ちの患者さんを対象としています。

４日間の入院中（原則、月曜日入院・木曜日退院）に各種検査、リハビリ指導、栄養指導などを集中的に実施します。
退院後、自宅でもリハビリや食事療法を継続していただけるようにすることで慢性呼吸器疾患の進行を遅らせて、健康な生活を長く送れるよう支援します。

疾患の診断や病勢評価のための検査を行います。それらの検査結果も含めて疾患の理解を深められるように説明します。

食事療法と運動療法を併用し体力や筋力を改善し、生活指導を行いながら日常生活における「息苦しさ」を改善し、患者さんの生活の質を高めることを目的に関わらせていただきます。

肺機能が低下すると呼吸がしづらくなり、たくさんのエネルギーを使います。
適切な栄養のとり方、食事の仕方などお話をします。

呼吸教室は、在宅酸素療法をされている患者さんの会です。当院では2010年より呼吸教室を開設しております。コロナのため中断しておりましたが2024年度より再開しました。当院かかりつけ以外の在宅酸素療法されている患者さんもご参加いただけます。

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当チームでは、学会発表、学会への参加を積極的に実施しています。学会参加を通して最新の知見を取り入れ、患者さんへ質の高い医療を提供できるよう努めて参ります。

外部講師を招き、院内スタッフに対して呼吸器疾患に関する研修会を定期的に実施しています。

Instagramを開設し、チームの取り組み、呼吸器疾患に関する情報を発信しております。よろしければフォローをよろしくお願いいたします。

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